憂鬱な梅雨時期を乗り越える!気分が落ち込む原因と、メンタルを健康に保つ秘訣
2025-06-10
オトナンサー
憂鬱な梅雨時期を乗り越える!気分が落ち込む原因と、メンタルを健康に保つ秘訣
6月8日から10日にかけて、気象庁は九州北部、近畿、東海、関東甲信などで梅雨入りを発表しました。 じめじめとした天気が続く梅雨の時期は、気分が落ち込みがち…と感じる方も多いのではないでしょうか? なぜ梅雨の時期に気分が沈むのか? そして、メンタルを健康に保つためにはどうすれば良いのか? 心理カウンセラーの平井綾乃さんに、梅雨時期を快適に過ごすためのヒントを伺いました。
なぜ梅雨に気分が落ち込むのか?
梅雨時期特有の気圧の変化は、自律神経のバランスを乱す大きな原因となります。自律神経は、私たちの心身の機能を調整する役割を担っているため、そのバランスが崩れると、イライラしやすくなったり、不安を感じやすくなったり、気分が落ち込みやすくなったりといった症状が現れやすくなります。 また、日照時間の減少も、脳内のセロトニンという神経伝達物質の分泌を抑制し、気分を落ち込ませる要因となります。
梅雨時期にやってはいけないこと
梅雨時期は、特に以下の点に注意が必要です。
- 引きこもりがちになる: 太陽光を浴びる機会が減ると、セロトニンの分泌がさらに抑制され、気分が落ち込みやすくなります。
- 過度なカフェイン摂取: カフェインは一時的に気分を高揚させる効果がありますが、過剰摂取は自律神経をさらに乱し、睡眠の質を低下させる可能性があります。
- 不規則な生活習慣: 食事の時間や睡眠時間を不規則にすると、体内時計が狂い、心身の不調につながります。
- ネガティブな情報に触れすぎる: ニュースやSNSなどでネガティブな情報ばかり見ていると、気分が落ち込みやすくなります。
メンタルを健康に保つ秘訣
梅雨時期を快適に過ごすためには、以下のことを意識してみましょう。
- 太陽光を浴びる: 天気の良い日には、積極的に外に出て太陽光を浴びましょう。
- 適度な運動をする: ウォーキングやストレッチなど、軽い運動でも効果があります。
- バランスの取れた食事を摂る: ビタミンやミネラルを豊富に含む食事を心がけましょう。
- 質の高い睡眠をとる: 睡眠時間を確保し、寝る前にリラックスできる環境を整えましょう。
- 気分転換をする: 好きな音楽を聴いたり、アロマを焚いたり、趣味に没頭するなど、気分転換になることを積極的に行いましょう。
- 誰かと話す: 家族や友人など、信頼できる人に悩みを打ち明けるのも有効です。
梅雨の時期は、誰でも気分が落ち込みがちです。しかし、適切な対策を講じることで、メンタルを健康に保ち、快適に過ごすことができます。 ぜひ、今回ご紹介したヒントを参考に、梅雨時期を乗り越えてください。