「健康食品」＝体に良い？実は、身近な食材やサプリメントに、私たちの健康を脅かす毒素が潜んでいる可能性があります。特に、日本で人気の海藻「ヒジキ」は、海外では毒性の高い無機ヒ素の含有量が多く、販売禁止となっている国もあるほどです。

薬学博士である畝山智香子氏の著書『サプリメントの不都合な真実』（筑摩書房）は、いわゆる「健康食品」の危険性を告発。体重を減らす効果を謳うサプリメントは、「ただの毒」と断言し、その有害性を警鐘を鳴らします。

ヒジキに潜む無機ヒ素の危険性

ヒジキは、日本の食卓に欠かせない食材ですが、その裏には無機ヒ素という毒素が潜んでいます。無機ヒ素は、体内に蓄積されやすく、長期的な摂取は、皮膚がん、肺がん、膀胱がんなどのリスクを高めることが知られています。日本人はヒジキを「健康的」な食材と認識していますが、海外ではその危険性が認識されており、販売が禁止されている国もあります。

「健康食品」の罠：体重を減らすサプリメントに注意！

「体重が減る」という謳い文句で消費者を惹きつけるサプリメント。しかし、その多くはエビデンスに基づかない成分を含んでおり、健康への悪影響をもたらす可能性があります。畝山氏は、これらのサプリメントを「ただの毒」と表現し、安易な摂取を避けるよう呼びかけています。

健康食品の真実を知り、賢い選択を

健康食品は、必ずしも体に良いとは限りません。むしろ、誤った知識や過剰な摂取は、健康を害するリスクを高める可能性があります。著書『サプリメントの不都合な真実』は、健康食品の裏側にある危険性を明らかにし、私たちに賢い選択を促します。

本書から得られること

• 健康食品の危険性を理解できる
• サプリメントの選び方を学べる
• 健康的な食生活を送るためのヒントが得られる

健康への不安から、安易に健康食品に頼るのではなく、正しい知識を身につけ、健康的な食生活を送ることが重要です。本書は、そのための第一歩となるでしょう。