第一生命、豪州Challenger社への追加出資で年金保険事業を強化!
2025-06-17

日本経済新聞
第一生命、豪州Challenger社への追加出資で年金保険事業を強化
第一生命ホールディングス株式会社(代表取締役社長 グループCEO:菊田 徹也)の豪州子会社であるTAL Dai-ichi Life Australia Pty Limited(以下「TAL」)は、年金保険事業およびファンドマネジメントを手掛ける豪州金融グループChallenger社の株式を、関連する現地当局の許認可を前提として追加取得することになりました。本件は、第一生命グループの海外事業戦略における重要な一歩であり、特に成長著しい豪州市場における年金保険事業の強化を目指すものです。
Challenger社とは?
Challenger社は、オーストラリアで確固たる地位を築いている年金保険およびファンドマネジメント企業です。特に、退職後の所得を確保するための年金保険商品において、高い評価を得ています。TAL社は、既にChallenger社とのパートナーシップを通じて、幅広い年金保険商品を提供しており、今回の追加出資により、更なるシナジー効果が期待されます。
追加出資の背景と目的
今回の追加出資は、豪州の高齢化が進み、年金保険の需要が拡大する中で、第一生命グループの事業基盤を強化し、より多くの顧客に質の高い年金保険商品を提供することを目的としています。具体的には、以下の効果が期待されます。
- 年金保険事業の拡大: Challenger社との連携を強化することで、新たな年金保険商品の開発や販売チャネルの拡大を推進し、市場シェアの拡大を目指します。
- ファンドマネジメント能力の向上: Challenger社のファンドマネジメントノウハウを活用することで、より多様な投資オプションを提供し、顧客のニーズに応えることを目指します。
- 収益性の向上: 年金保険事業の拡大とファンドマネジメント能力の向上により、グループ全体の収益性の向上に貢献します。
今後の展望
第一生命ホールディングスは、今回の追加出資を通じて、豪州市場における年金保険事業をさらに発展させ、持続的な成長を目指します。同時に、日本国内での事業展開とも連携し、グローバルな視点での顧客ニーズに応える、より魅力的な金融サービスを提供していく方針です。今後も、第一生命グループの動向に注目してください。
※ 本件に関する詳細な情報は、第一生命ホールディングスの公式発表資料をご参照ください。