長野県中小企業初！ヘルスキーパー制度導入で従業員の健康管理を強化 - 株式会社一兎舎

2025-06-26

ニューズウィーク日本版

長野県中小企業で初の挑戦！株式会社一兎舎がヘルスキーパー制度を導入

長野県長野市に本社を置く株式会社一兎舎は、従業員の健康と働きやすさを重視し、画期的な福利厚生制度としてヘルスキーパー制度を導入しました。2025年4月に視覚障害者を正規雇用し、6月より社内にて制度を開始。中小企業としては県内初となる取り組みです。

一兎舎がこの制度を導入した背景には、「後世に遺る仕事」という企業のパーパスがあります。持続可能な事業運営のためには、従業員の健康維持と能力向上が不可欠です。従業員一人ひとりが心身ともに健康で、意欲的に業務に取り組める環境づくりこそが、企業の未来を支える土台となると考えました。

ヘルスキーパーとは、従業員の健康状態を把握し、健康増進のためのアドバイスやサポートを行う専門家です。一兎舎では、視覚障害者の方を採用し、その知識と経験を活かして、従業員の健康管理に貢献してもらいます。具体的には、以下のような活動を行います。

視覚障害者の方を採用することで、多様性の推進にも貢献できると考えています。また、ヘルスキーパー制度を通じて、従業員同士のコミュニケーションが促進され、より活気ある職場環境が生まれることを期待しています。

この制度の導入により、一兎舎は以下の効果を期待しています。

特に、従業員の健康増進と疾病予防は、事業の継続性にもつながる重要な要素です。健康な従業員が安心して働ける環境を提供することで、一兎舎は「後世に遺る仕事」を実現し、社会に貢献していくことを目指します。

株式会社一兎舎は、今回のヘルスキーパー制度の導入を皮切りに、従業員の健康と働きやすさをさらに向上させるための様々な取り組みを推進していきます。将来的には、地域社会の健康増進にも貢献できるような活動を展開していきたいと考えています。