健康情報の海を泳ぎきる!東大教授が教える科学リテラシー入門 - 坪井貴司・寺田浩太郎の最新著
2025-04-16

日本経済新聞
「健康に良い」「〇〇を食べると病気になる」…日々溢れ出す健康情報、あなたはどれを信じていますか?巷には様々な情報が飛び交い、時には正反対のことを言われたり、誇張された表現に惑わされたりすることも少なくありません。そんな状況下で、私たちはどうすれば真実を見極め、自分自身の健康を守ることができるのでしょうか?
その答えは「科学リテラシー」にあります。本書『よく聞く健康知識、どうなってるの?』は、東京大学の生理学・神経科学、スポーツ栄養学の権威である坪井貴司教授と寺田浩太郎教授による、健康に関する疑問を科学的に解き明かす入門書です。
なぜ科学リテラシーが必要なのか?
健康情報はビジネスの対象となりやすく、誤った情報や誇張された情報が蔓延しやすいのが現状です。科学リテラシーとは、科学的な根拠に基づいた情報を判断する能力であり、安易に噂や流行を信じるのではなく、客観的なデータや論理的な思考を用いて情報を評価する力です。
本書で学べること
- タンパク質の必要量:本当に毎日100g必要なのか?
- 糖質制限:誰にでも効果があるのか?
- 睡眠時間:最適な睡眠時間はどれくらいか?
- 腸活:本当に健康に良いのか?
- サプリメント:本当に効果があるのか?
これらの疑問に対し、最新の研究データに基づき、わかりやすく解説します。難しい専門用語は極力避け、誰でも理解できるように平易な言葉で説明しているため、健康に関する知識がなくても安心して読むことができます。
健康の羅針盤として
本書は、健康に関する情報を鵜呑みにせず、科学的な視点から判断するための羅針盤となるでしょう。健康に関する様々な情報が飛び交う現代社会において、本書があなたの健康を守るための強力な武器となることを願っています。
著者について
- 坪井貴司:東京大学大学院医学系研究科教授。生理学・神経科学が専門。
- 寺田浩太郎:東京大学大学院農学生命科学研究科教授。スポーツ栄養学が専門。