橋本聖子氏、JOC新会長に就任!スポーツ界の信頼回復と新たな価値創造への期待
2025-06-26
産経新聞
橋本聖子氏がJOC新会長に就任、スポーツ界に新たな風を
26日、元五輪相の橋本聖子参院議員(60歳)が、日本オリンピック委員会(JOC)の新会長に正式に就任しました。当初の予定を大幅に遅らせて行われた記者会見で、橋本氏は「困難な状況だからこそ、私にこの役割を与えてくださったという強い決意を持って臨む」と力強く表明しました。
スポーツ界の信頼回復が最優先課題
橋本氏が直面する最大の課題は、スポーツ界への信頼回復です。2021年の東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件の影響で、スポーツ界全体への批判が高まっています。札幌市での冬季アジア大会の準備問題なども重なり、厳しい状況が続いています。
スポーツの価値向上、社会貢献への強い決意
橋本新会長は、スポーツの価値を向上させ、社会に貢献することを使命と捉えています。「スポーツを通じて、社会に貢献できることは、私にとって大きな喜びです。この立場を最大限に活かし、スポーツが社会に不可欠な存在となるよう尽力したい」と述べ、スポーツ界の活性化への強い決意を示しました。
具体的な取り組みと今後の展望
具体的には、ガバナンス体制の強化、倫理教育の徹底、そして、スポーツがより多くの人々に身近な存在となるようなイベントの企画などが期待されます。また、若者のスポーツ参加を促進し、競技人口の拡大も重要な目標の一つです。
橋本聖子氏のリーダーシップで、スポーツ界は新たなステージへ
橋本聖子氏の就任は、スポーツ界にとって大きな転換点となるでしょう。長年の政治経験と五輪相としての実績を活かし、スポーツ界の信頼回復と新たな価値創造を牽引することが期待されます。今後のJOCの動向に注目が集まります。