ボクシング界に悲劇再び!同日同会場で2選手が倒れる…浦川大将選手急逝、神足茂利選手も体調不良で波紋
2025-08-09
朝日新聞
ボクシング界に深刻な痛みが走りました。10月10日、日本ボクシングコミッションから、プロボクサーの浦川大将選手(28歳、帝拳ジム)が急性硬膜下血腫のため9日に急逝したという衝撃的な発表がありました。さらに、同じ会場で行われた別の試合で、神足茂利選手(28歳、M.T.K.ボクシングジム)も体調不良を訴え、事態はさらなる波紋を呼んでいます。
浦川選手は、10月2日に東京・後楽園ホールで行われた日本ライト級挑戦者決定戦で、8回TKO負けを喫していました。試合後、東京都内の病院に救急搬送され、開頭手術を受けるという重体でしたが、惜しくも帰らぬ人となりました。若くしての突然の訃報に、関係者やファンは大きな悲しみに包まれています。
そして、同じ会場で同日に行われた興行では、東洋太平洋スーパーフェザー級タイトル戦に挑んだ神足茂利選手も、試合後に体調不良を訴えました。試合は引き分けに終わっていますが、浦川選手の事故を受けて、神足選手の体調も心配されています。詳細な情報についてはまだ明らかになっていませんが、ボクシング界全体に緊張感が走っています。
今回の痛ましい出来事を受け、ボクシング界では改めて選手の安全に対する意識を高め、より一層の対策を講じる必要性が叫ばれています。リング上の激しい攻防は魅力である一方、選手の命が第一であることを改めて認識し、安全な環境でボクシングができるよう、関係者一同で努力していくことが求められています。
浦川大将選手のご冥福を心よりお祈り申し上げますとともに、神足茂利選手の早期回復を心よりお祈り申し上げます。
今後のボクシング界は、今回の出来事を教訓に、選手の安全を最優先とした運営へと大きく舵を切る必要があるでしょう。