SBI北尾氏、メディア参入で「巨大インフルエンサーメディア」構想を大胆提言!金融との融合で新たな価値創造へ

SBIホールディングス(HD)の北尾吉孝会長兼社長が、メディア業界への本格参入を宣言し、注目を集めています。FIN/SUM 2025での講演で、北尾氏は「インフルエンサーを全部束ねて巨大なメディアを作る」という大胆な構想を打ち出し、金融とメディアの融合による新たな価値創造を目指す姿勢を鮮明にしました。
金融とITの強みを生かし、生態系を拡大
北尾氏がメディア参入に意欲を見せる背景には、SBIグループが金融、IT領域で培ってきた強みがあります。これらの強みを活かし、メディア領域を融合させることで、既存の生態系をさらに拡大し、新たなビジネスチャンスを創出したいと考えています。
インフルエンサーメディアの可能性
「インフルエンサーを全部束ねて巨大なメディアを作る」という北尾氏の言葉は、従来のメディアとは一線を画す、新たなメディアの形を示唆しています。個々のインフルエンサーの力を集結させることで、より多様な情報発信が可能になり、特定のターゲット層へのリーチも強化できるでしょう。SBIグループの金融ノウハウと組み合わせることで、金融情報を提供する新たなプラットフォームの構築も期待されます。
地域メディアの再生への貢献も
講演では、苦境に陥っている地域メディアの再生にも言及がありました。SBIグループのノウハウやリソースを活用し、地域メディアのデジタル化を支援することで、地域経済の活性化にも貢献できる可能性があります。単なるメディア運営だけでなく、地域社会への貢献という視点も重要だと強調しています。
今後の展開に注目
北尾氏のメディア参入構想は、今後のメディア業界に大きな変革をもたらす可能性があります。金融とメディアの融合という新たな試みが、どのような形で具現化していくのか、その展開から目が離せません。SBIグループの今後の動向に、ぜひご注目ください。