高齢者にも寄り添う佐渡JAの心遣い!移動金融車両「ときめき号」が島内を巡回開始

2025-04-22
高齢者にも寄り添う佐渡JAの心遣い!移動金融車両「ときめき号」が島内を巡回開始
新潟日報デジタルプラス

佐渡JA(佐渡市)が、島内の高齢者や移動に困難な方々への金融サービス向上のため、移動金融店舗車「ときめき号」の運行を開始しました。県内では2台目となるこの車両は、佐渡金山やトキなど、佐渡の豊かな自然や文化をモチーフにした職員のデザインが施されており、見た目も温かい雰囲気を醸し出しています。

「ときめき号」は、2トントラックを改造したもので、貯金の入出金、振り込み、各種税金の納付など、従来の金融窓口で行っていた業務を主な機能としています。店舗へのアクセスが難しい高齢者の方々や、災害時における金融サービスの維持を目的として導入されました。これまで、佐渡市内の各地域を巡回し、島民の生活を支える重要な役割を担っています。

佐渡JAは、島民の生活を支える金融機関として、長年にわたり地域に根ざした活動を展開してきました。今回の「ときめき号」の導入は、その姿勢をさらに強く示すものと言えるでしょう。移動金融車両は、高齢化が進む佐渡において、金融サービスの利便性向上に大きく貢献することが期待されています。

特に、佐渡島は高齢化が進んでおり、公共交通機関の便数も限られています。そのため、金融機関へのアクセスが困難な高齢者も少なくありません。「ときめき号」は、そのような高齢者の方々にとって、非常に身近で便利な金融サービス拠点となるでしょう。

佐渡JAは、今後も島民のニーズに応え、地域に貢献できる金融サービスを提供していく方針です。「ときめき号」の運行を通じて、より多くの島民が安心して生活できるよう、サポートしていくことでしょう。

「ときめき号」の運行スケジュールや詳細については、佐渡JAのウェブサイトまたは窓口でご確認ください。

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