高校生に未来の金融知識を!大学投資サークル「未来金融研究部」が教育現場で活躍
2025-06-17

日本経済新聞
高校生に実践的な金融教育を!大学投資サークル「未来金融研究部」が全国で展開
名古屋の大学発祥の投資サークル「全国連合」が、高校の教育現場で革新的な活動を展開しています。その中心にあるのが、26大学の学生で構成される「未来金融研究部」。彼らは、企業活動や資本市場を投資家の視点から分析し、高校生たちが将来の資産形成に役立つ実践的な金融教育をサポートしています。
投資家の視点を取り入れた実践的な金融教育
「未来金融研究部」は、単なる知識の詰め込みではなく、実際の投資体験に近い形で金融を学べるプログラムを提供しています。彼らは、企業の財務諸表分析、市場トレンドの予測、ポートフォリオの構築など、実践的なスキルを高校生たちに伝授します。
2024年度は愛知県を中心に7校で授業参画
2024年度は、愛知県を中心に7校の高校で授業に参画し、専門的な投資教育を補完する役割を担っています。高校の先生方からは、「従来の教科書だけでは得られない実践的な知識を生徒たちが学べる」という高い評価を得ています。
生徒たちの疑問に答える「なぜ業界最大手はそうするのか?」
授業中には、生徒たちから様々な質問が寄せられます。「どこに強みがあるから業界最大手なのですか?」「リスクを抑えながらリターンを最大化するにはどうすればいいのか?」彼らは、生徒たちの疑問に真摯に向き合い、投資の奥深さを伝えています。
未来の金融リーダー育成を目指して
「未来金融研究部」の活動は、高校生たちに金融の面白さを伝え、将来の金融リーダーを育成することを目的としています。彼らは、投資の知識だけでなく、経済や社会に対する理解、倫理観も育むことを重視しています。
全国への展開と今後の展望
「未来金融研究部」は、愛知県だけでなく、全国の高校での展開を目指しています。彼らは、より多くの高校生たちに実践的な金融教育の機会を提供し、日本の金融業界の未来を担う人材を育成していくことでしょう。
この記事が、高校生の皆さん、そして教育関係者の皆さんの参考になれば幸いです。