米中貿易摩擦緩和への警戒感からユーロ圏債券市場で利回り低下 - 今後のECB動向に注目
2025-04-24

ロイター
24日のユーロ圏金融・債券市場では、域内国債利回りが一様に低下しました。その背景には、米中貿易戦争の緩和に向けた進展に対する投資家心理の慎重さが窺えます。安全資産としての国債への需要が高まり、市場全体が落ち着きを求めている状況と言えるでしょう。 特に注目されるのは、ユーロ圏の指標であるドイツの10年債利回りです。この利回りは4ベーシスポイント低下し、2.46%に達しました。また、ECB(欧州中央銀行)の金融政策に大きく影響を受けるドイツ2年債利回りも6ベーシスポイント低下し、1.68%となっ ...もっと読む