住宅価格高騰が金融の安定を脅かす？ 韓国中銀総裁が警戒する背景と今後の金融政策

ロイター

住宅価格高騰、金融安定リスクへの懸念が高まる 韓国銀行（中央銀行）の李昌ヨン総裁は、ポルトガル・シントラで開催中の欧州中央銀行（ECB）フォーラムのパネル討論会において、金融緩和政策を継続しながらも、住宅価格の高騰がもたらす金融安定リスクへの警戒感を表明しました。住宅価格の急激な上昇は、経済全体の安定を揺るがす潜在的な要因となり得るため、韓国中銀は慎重な姿勢を崩していません。 金融緩和の継続と金融安定リスクの狭間 世界的なインフレの抑制と景気回復のため、多くの国々が金融緩和政策を続けています ...もっと読む