マッコーリー・グループがAGPにTOB提案!JALの非公開化戦略に暗雲?

2025-06-20
マッコーリー・グループがAGPにTOB提案!JALの非公開化戦略に暗雲?
日本経済新聞

空港インフラを手掛けるAGPに、大手金融グループからTOB提案が!

2024年5月20日、日本航空(JAL)の持ち分法適用会社であり、空港の電力供給などを担うエージーピー(AGP)が、オーストラリアの大手金融サービス企業、マッコーリー・グループから株式公開買い付け(TOB)の提案を受けたと発表しました。このTOB提案は、AGPの1株あたり2015円で全株を取得するという内容で、市場に大きな波紋を呼んでいます。

JALの非公開化戦略への対抗?

AGPの株価は、このTOB提案を受けて急騰しました。背景には、JALが株主提案を通じてAGPの非公開化を目指しているという事実があります。JALは、AGPを非公開化することで、経営の自由度を高め、より戦略的な投資判断を行えるようにしたいと考えているようです。しかし、マッコーリー・グループのTOB提案は、JALのこの計画に真っ向から対抗する形となりました。

マッコーリー・グループの狙いは?

マッコーリー・グループがAGPをTOBで買収しようとする背景には、どのような思惑があるのでしょうか?AGPは、空港インフラという成長性の高い分野を手掛けており、その事業価値は高いと評価されています。マッコーリー・グループは、AGPの買収を通じて、空港インフラ市場におけるプレゼンスを高め、さらなる事業拡大を目指している可能性があります。また、JALの非公開化計画が実現した場合、AGPの経営戦略に影響が出ることも想定され、その前に買収することで、リスクを回避しようとする考えもあるかもしれません。

今後の展開は?

JALとマッコーリー・グループ、それぞれの思惑が絡み合う中、AGPの今後の展開は注目されます。JALは、TOB提案に対してどのような対応をするのでしょうか?また、AGPの株主は、どちらの提案を選ぶのでしょうか?今後の動向を注視していく必要があります。

まとめ

今回のTOB提案は、空港インフラ市場における競争激化を象徴する出来事と言えるでしょう。JALとマッコーリー・グループの激しい攻防は、今後の空港インフラ市場にどのような影響を与えるのでしょうか?今後の展開から目が離せません。

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