【鳥取県】金融機関と警察がタッグ!特殊詐欺撲滅へ連携強化、被害額1億円超えの現状と対策
2025-05-07

FNNプライムオンライン
特殊詐欺、鳥取県で被害額が急増!金融機関と警察が連携し、新たな対策へ
鳥取県で後を絶たない特殊詐欺。前年同期比6倍以上の1億円を超える被害額が発生しており、その深刻さを改めて認識させられます。この状況を受け、鳥取県内の金融機関と鳥取県警察が連携を強化し、新たな対策を打ち出しました。
鳥取県金融機関防犯協議会の平井耕司会長は、「特殊詐欺被害撲滅のための共同宣言第2弾」を発表。新たな金融犯罪への対応を締結し、被害拡大の防止に全力を挙げています。
17の金融機関と県警が連携、ホットライン開設で迅速な対応
今回新たに連携協定を結んだのは、鳥取県内の17の金融機関と県警です。この連携協定の大きな特徴は、金融機関と県警の間で「ホットライン」を開設した点にあります。犯罪が発生した場合、迅速な情報共有と連携による対応を可能にし、被害の拡大を防ぐことが期待されます。
今だからこそ必要な、金融機関と警察の連携
特殊詐欺の手口は巧妙化の一途をたどっており、高齢者を中心に多くの人が騙されています。警察の捜査だけでは、被害の抑止には限界があります。金融機関は、日頃から顧客の状況を把握し、不審な取引がないか注意を払うことが重要です。
今回の連携強化は、金融機関と警察がそれぞれの立場でできることを最大限に行い、特殊詐欺撲滅を目指すという強い決意の表れと言えるでしょう。
私たちにできること:注意喚起と情報共有
特殊詐欺は、決して他人事ではありません。家族や親戚、友人など、周りの人に注意喚起を呼びかけることが大切です。また、不審な電話やメールを受け取った場合は、すぐに警察や金融機関に相談しましょう。
鳥取県警察は、特殊詐欺に関する相談窓口を設置しています。少しでも怪しいと感じたら、ためらわずに相談してください。
- 鳥取県警察生活安全課:0858-25-1134
この連携強化が、鳥取県における特殊詐欺被害の減少に繋がることを願っています。