更年期に要注意!「体に良いはず…」と選んでいた食材、実は逆効果になることも? 管理栄養士が選ぶ5つの注意点

2025-06-20
更年期に要注意!「体に良いはず…」と選んでいた食材、実は逆効果になることも? 管理栄養士が選ぶ5つの注意点
ヨガジャーナルオンライン

更年期は体質が大きく変化する時期

40代~50代の女性にとって、更年期は体の変化が目立つ時期です。特にホルモンバランスの乱れは、これまで気にならなかった食生活にも影響を及ぼし、体に合わなくなってくる方も少なくありません。「体に良いはず」と選んでいた食材が、実は更年期の症状を悪化させている可能性もあるのです。

管理栄養士が警鐘!更年期に注意すべき5つの食材

そこで今回は、管理栄養士が更年期に注意すべき食材を5つ厳選してご紹介します。これらの食材は、一見ヘルシーに見えても、更年期の体にとっては負担になる場合があります。ぜひ、日々の食生活を見直す参考にしてください。

1. 大豆製品:過剰摂取は要注意

大豆製品は、女性ホルモンに似た働きをするイソフラボンが豊富で、更年期の症状緩和に効果があると言われています。しかし、過剰摂取は、子宮内膜症や乳がんのリスクを高める可能性も指摘されています。適量を守り、バランスの取れた食事を心がけましょう。

2. 海藻類:甲状腺機能への影響に注意

海藻類に含まれるヨウ素は、甲状腺ホルモンの生成に不可欠な栄養素です。しかし、過剰なヨウ素摂取は、甲状腺機能を低下させる可能性があります。特に、甲状腺の病気を抱えている方は、医師に相談の上、摂取量を調整しましょう。

3. 柑橘類:胃腸への刺激に注意

柑橘類は、ビタミンCが豊富で、美肌効果や免疫力向上に役立ちます。しかし、酸味が強く、胃腸への刺激が強い場合があります。空腹時に摂取すると、胃もたれや胸焼けの原因になることも。食後に摂取するか、薄めて飲むようにしましょう。

4. チョコレート:カフェインと糖分の摂りすぎに注意

チョコレートは、リラックス効果があり、気分転換に最適です。しかし、カフェインや糖分が多く含まれているため、摂りすぎると、睡眠障害や便秘の原因になることがあります。ダークチョコレートを選び、少量ずつ楽しむようにしましょう。

5. 牛乳:乳糖不耐症に注意

牛乳は、カルシウムが豊富で、骨粗鬆症予防に効果的です。しかし、乳糖不耐症の方は、牛乳を飲むと、お腹が痛くなったり、下痢になったりすることがあります。牛乳の代わりに、豆乳やアーモンドミルクなどの代替ミルクを利用しましょう。

更年期を健やかに過ごすために

更年期は、体質が大きく変化する時期です。日々の食生活を見直し、バランスの取れた食事を心がけることが、更年期を健やかに過ごすための秘訣です。今回ご紹介した食材は、あくまで注意が必要なものであり、適量を守れば問題ありません。ご自身の体調に合わせて、賢く食材を選びましょう。

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