初午大祭、無病息災を祈る参拝客で賑わう!ハンカチ落とさずの祈願が続く
2025-03-03

三重テレビ
初午大祭、無病息災を祈願する多くの参拝客で賑わう
新年を迎え、多くの人々が健康と平安を願って初午大祭に訪れました。朝から境内には連日、盛況が続いています。初午大祭は、その年の初めの五節句の一つで、厄払い、開運、そして一年間の健康を祈願する重要な行事です。
参拝客の中には、昨年手術を受けた経験から、今年も健康で過ごせるよう祈る方や、厄年を迎えた家族の無事を願う方など、それぞれの願いを込めて参拝に訪れる人々が多く見られました。
ハンカチ落とさずの祈願とは?
初午大祭の独特な風習として、「ハンカチ落とさずの祈願」があります。これは、ハンカチを握りしめて手を合わせ、願い事が叶うまでハンカチを落とさないというものです。願いの強さを象徴するこの儀式は、参拝客の熱い思いを表現しています。
「昨年は肩と足を手術した。今年はそういうことがないよう、健康に過ごせるよう願っています。」という声や、「今年は息子と娘が厄年。2人が無事に過ごせるよう、心から祈りに来ました。」といった言葉が聞かれ、人々の切実な願いが伝わってきます。
初午大祭の魅力
初午大祭は、単なる祈願の場としてだけでなく、地域の人々にとって親睦を深める大切な機会でもあります。祭りの賑わいは、新しい年の始まりを祝い、地域社会の絆を強める役割を果たしています。
また、初午大祭には、伝統的な神楽や奉納舞踊などのイベントも催され、訪れる人々を楽しませています。これらのイベントは、日本の伝統文化に触れる貴重な機会を提供し、祭りをより一層盛り上げています。
新年の健康を願って
初午大祭は、新しい年の健康と平安を祈願する大切な行事です。多くの人々がそれぞれの願いを込めて参拝に訪れ、新年の幕開けを祝っています。今年も、皆様にとって穏やかで健康な一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。