切り傷・擦り傷からの感染症リスク!大正健康ナビが注意喚起 - 応急処置と予防策を徹底解説
2025-04-16

AFPBB News
春の行楽シーズンやアウトドア活動で、切り傷や擦り傷を負ってしまうことは少なくありません。しかし、これらの小さな傷口から感染症を引き起こすリスクがあることをご存知でしょうか?大正製薬株式会社が運営する健康情報サイト「大正健康ナビ」(https://www.taisho-kenko.com/)では、4月16日に「切り傷・擦り傷」に関する情報を新たに公開しました。この記事では、感染症のリスク、応急処置、そして予防策について詳しく解説します。
なぜ切り傷・擦り傷は感染症のリスクがあるのか?
私たちの皮膚は、外部からの細菌やウイルスなどの侵入を防ぐバリアの役割を担っています。しかし、切り傷や擦り傷によって皮膚のバリア機能が破壊されると、これらの病原体が体内に侵入しやすくなり、感染症を引き起こす可能性があります。特に、土や水に触れた傷口は、細菌感染のリスクが高まります。
感染症の種類と症状
切り傷や擦り傷から起こりうる感染症としては、以下のようなものが挙げられます。
- 細菌感染症: 傷口の赤み、腫れ、痛み、熱感、膿の発生などが主な症状です。重症化すると敗血症を引き起こす可能性もあります。
- 破傷風: 土壌中の破傷風菌が傷口から侵入し、神経毒素を産生することで起こります。筋肉の痙攣や呼吸困難などの重篤な症状を引き起こします。
- 真菌感染症: カビの一種が傷口に感染することで起こります。かゆみや発疹、水疱などが主な症状です。
応急処置:傷口を清潔に保つことが重要
切り傷や擦り傷の応急処置は、感染症予防の第一歩です。以下の手順で適切な処置を行いましょう。
- 止血: 清潔なガーゼやタオルで傷口を圧迫し、止血します。
- 洗浄: 水道水で傷口を十分に洗い流し、異物を取り除きます。
- 消毒: 消毒液(ポビドンヨードなど)で傷口を消毒します。
- 保護: 清潔なガーゼや絆創膏で傷口を保護します。
予防策:感染リスクを減らすために
切り傷や擦り傷の感染リスクを減らすためには、以下の予防策が有効です。
- 手洗い: 傷口に触れる前には、必ず石鹸と流水で手を洗いましょう。
- 清潔な環境: 傷口を清潔な環境でケアしましょう。
- 破傷風ワクチン: 破傷風ワクチンは、破傷風菌による感染症を予防するために有効です。定期的に接種を受けましょう。
- 傷口の観察: 傷口の状態を毎日観察し、赤み、腫れ、痛み、膿などの異常があれば、早めに医療機関を受診しましょう。
大正健康ナビでは、切り傷・擦り傷に関する詳しい情報を提供しています。ぜひ参考にしてください。
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