熊本県、豪雨からの大転換!エアコン故障も…猛暑と二重苦
2025-08-12
テレ朝NEWS
11日に線状降水帯が発生し、甚大な被害を受けた熊本県。大雨からの復旧作業が急ピッチで進む中、厳しい暑さが住民生活をさらに困難にしています。特に、浸水によってエアコンが故障した家庭では、暑さとの闘いが続いています。
熊本県では、記録的な大雨により、多くの家屋が浸水し、道路が寸断されるなど、深刻な被害が発生しました。自衛隊や消防、警察などが連携し、住民の救助活動や避難所の運営など、あらゆる支援を行っています。
しかし、大雨からの復旧と並行して、県内各地で猛暑日が続いており、住民の体調管理が大きな課題となっています。浸水被害でエアコンが故障した家庭では、扇風機やうちわなどを活用して暑さをしのぐしかありません。高齢者や乳幼児など、暑さに弱い層への注意喚起も行われています。
熊本県庁は、暑さ対策として、公共施設の冷房利用の推奨や、水分補給の呼びかけなどを行っています。また、医療機関では、熱中症患者への対応に備え、体制を整えています。
専門家は、今後も熊本県内では、大雨からの復旧作業に加え、暑さ対策も重要になると指摘しています。「大雨で疲弊した体には、余計に負担がかかります。こまめな水分補給と休憩を心がけ、無理のない範囲で活動するようにしてください」と呼びかけています。
熊本県民は、大雨と猛暑という二重の苦しみを抱えながらも、困難に立ち向かい、復興に向けて歩み始めています。一日も早い復旧と、住民の皆様の健康を心から願っています。
【写真キャプション】 浸水によって故障したエアコン。熊本県民は、大雨からの復旧と猛暑という厳しい状況に直面しています。