新燃岳、噴火警戒レベル3に!7年ぶりの噴火で火山ガス増加、周辺住民に警戒呼びかけ

2025-06-23
新燃岳、噴火警戒レベル3に!7年ぶりの噴火で火山ガス増加、周辺住民に警戒呼びかけ
朝日新聞

新燃岳、噴火警戒レベル3に!7年ぶりの噴火で火山ガス増加、周辺住民に警戒呼びかけ

新燃岳が噴火警戒レベル3に引き上げられました

気象庁は23日、宮崎県と鹿児島県にまたがる霧島連山にある新燃岳(標高1421メートル)の噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げました。これは2018年6月以来、7年ぶりの噴火が発生し、火山ガスの急増が観測されたためです。

噴火状況と火山ガスの増加

22日に発生した噴火では、火口から500メートル以上の噴煙が上がりました。現地調査の結果、火山ガス(二酸化硫黄など)の放出量が増加していることが確認されました。新燃岳は過去にも噴火を繰り返しており、火山活動の活発化は以前から予測されていました。

周辺住民への注意喚起

気象庁は、火口からおおむね3キロの範囲に住む住民に対し、大きな噴石や火山灰などの危険に警戒するよう呼びかけています。特に、風向きによって火山灰が飛散する可能性もあるため、外出時はマスクを着用するなど、身を守るための対策を徹底してください。

入山規制と今後の見通し

噴火警戒レベル3に引き上げられたことで、新燃岳への入山は規制されます。今後の火山活動の状況を注視し、気象庁や関係機関からの情報に注意し、適切な行動をとるようにしてください。火山ガスは有毒であるため、風上から近づくことは避け、換気の良い場所で過ごすようにしましょう。

専門家からのコメント

「今回の噴火は、新燃岳の火山活動が活発化していることを示すものです。今後も噴火の可能性は否定できないため、周辺住民は常に最新の情報に注意し、避難計画を立てておくことが重要です。」と、地質学の専門家は述べています。

関連情報

おすすめ
おすすめ