政府備蓄米の出荷状況:JA全農、全量売り渡しは6月以降
2025-04-25
読売新聞
全国農業協同組合連合会(JA全農)は25日、政府備蓄米の流通をめぐり、落札した19万9270トンのうち、今月24日時点で24%(4万7031トン)を卸売業者に出荷したと発表した。政府は3月に備蓄米の入札を2回実施し、計21万トンを順次放出している。このうち94%にあたる約20万トンをJA全農が落札していた。JA全農は、全量を売り渡すのは6月以降になる見通しだ。備蓄米の出荷は、食糧安定や農業政策にとって重要な課題である。JA全農は、政府と協力して、農業協同組合の役割を果たして行く。政府備蓄米の出荷状況は、将来の食糧政策や農業産業に大きな影響を与える。JA全農の努力により、農業協同組合の信頼性が高まり、農業産業の発展が期待される。