中居正広氏側が反論!フジテレビ第三者委員会報告書の「性暴力」認定に問題提起、証拠開示を要求

2025-05-12
中居正広氏側が反論!フジテレビ第三者委員会報告書の「性暴力」認定に問題提起、証拠開示を要求
朝日新聞

元タレントの中居正広氏の代理人弁護士が、フジテレビとフジ・メディア・ホールディングスが設置した第三者委員会の調査報告書に対し、激しく反論しました。問題となっているのは、報告書内で示唆された「性暴力」の認定です。代理人側は、この認定に「極めて大きな問題がある」と強く主張し、関連する証拠の開示をフジテレビ側に求めています。

長沢美智子弁護士ら新たに就任した弁護士5名が、同日付の文書を通じて正式に声明を発表しました。この声明は、中居氏側の立場を明確にするだけでなく、今後の法的対応にも大きな影響を与える可能性があります。

第三者委員会報告書の内容と中居氏側の主張

今回の第三者委員会は、中居氏がフジテレビ社員だった頃に受けたというパワーハラスメント問題を調査するために設置されました。報告書では、中居氏が当時、上司から不適切な言動を受け、その一部に「性暴力」に該当する可能性もあると指摘されています。

これに対し、中居氏側の弁護士は、「報告書の認定には根拠がなく、証拠も不十分である」と反論。特に、「性暴力」という言葉の使い方は、中居氏の名誉を著しく傷つけるものであり、到底許容できないと訴えています。また、この認定に至るまでの過程についても疑問を呈しており、フジテレビ側に詳細な証拠の開示を要求しています。

今後の展開と注目ポイント

今回の反論を受けて、フジテレビ側はどのような対応を取るのかが注目されます。証拠の開示に応じるのか、それとも報告書の認定を維持するのか。その判断によって、今後の法的紛争の行方が大きく左右される可能性があります。

中居氏側は、今回の反論を通じて、自身の潔白を訴え、フジテレビ側の対応を注視しています。この問題は、芸能界におけるパワーハラスメントの問題だけでなく、企業が従業員に対して責任を果たすべき範囲についても議論を呼ぶ可能性があります。

中居氏とフジ元部長のメール

問題となっているメールのやり取りも、今回の紛争の重要な要素です。中居氏とフジテレビの元部長の間で行われたとされるメールには、「色々たすかったよ」という言葉が含まれており、これが「性暴力」認定の根拠の一つとして挙げられています。

しかし、中居氏側は、「このメールは、業務上の感謝の意を伝えるものであり、性的な意味合いは一切ない」と主張しています。メールの解釈を巡る論争は、今後の法的判断に大きな影響を与える可能性があります。

今回の問題は、今後も様々な展開が予想されます。中居氏側の反論、フジテレビ側の対応、そして最終的な法的判断。これらの出来目を注視し、今後の動向を追っていきましょう。

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