フジ・メディアHD、日枝久氏が経営諮問委員会を辞任 - 入院中の体調不良が理由

2025-02-27
フジ・メディアHD、日枝久氏が経営諮問委員会を辞任 - 入院中の体調不良が理由
読売新聞

フジ・メディアHD、経営諮問委員会の委員だった日枝久氏が辞任

元タレントの中居正広氏を巡る女性問題を受け、経営体制の見直しを迫られているフジ・メディア・ホールディングス(フジ・メディアHD)は、27日、日枝久取締役相談役が経営諮問委員会の委員を辞任したと発表しました。同委員会は、取締役会からの諮問に応じて、取締役の選任などについて助言を行う重要な役割を担っています。

辞任の理由は、日枝氏が先週末に自宅で転倒し、腰の骨を骨折して入院していることによるものです。金光修社長が記者会見で明らかにしたところによると、現在も入院治療が必要な状態とのことです。

経営諮問委員会の役割と日枝氏の貢献

経営諮問委員会は、フジ・メディアHDの取締役会をサポートし、経営戦略や人事に関する重要な意思決定に影響を与える存在です。日枝氏は、長年にわたり同社の経営に関わってきた経験豊富な人物であり、これまで同委員会の委員として、その専門知識と豊富な経験を活かして、同社の経営に貢献してきました。

中居氏問題と経営体制の見直し

今回の辞任は、元タレントの中居正広氏を巡る女性問題を受けて、フジ・メディアHDが経営体制の見直しを図る中で発表されたものです。同社は、この問題に対する対応を強化するため、取締役会の構成や運営方法を見直すことを検討しており、経営諮問委員会の役割も再評価される可能性があります。

今後のフジ・メディアHDの経営

日枝氏の辞任は、フジ・メディアHDにとって、今後の経営戦略に大きな影響を与える可能性があります。同社は、今回の問題を乗り越え、新たな経営体制を構築することで、再び信頼を回復し、持続的な成長を目指す必要があります。今後の同社の動向に注目が集まります。

金光社長は、日枝氏の辞任について「大変残念な気持ちでいらっしゃる」と述べ、同氏の早期回復を祈念しているとコメントしました。また、同社は、経営体制の見直しを加速させ、透明性の高い経営を追求していく方針を示しました。

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