セゾンテクノロジー、Red Hat OpenShift対応「HULFT10」を提供開始 ～レガシーシステムのモダナイゼーションを加速するファイル連携ミドルウェア～

株式会社セゾンテクノロジーは、Red Hat OpenShiftに対応したファイル連携ミドルウェア「HULFT10 for Container」の提供を開始しました。本製品は、既存のレガシーシステムをコンテナ環境に移行する際のデータ連携をスムーズに行うことを目的としており、企業のデジタル変革（DX）を強力に支援します。

レガシーシステムモダナイゼーションの課題とHULFT10の役割

多くの企業が抱える課題として、長年利用してきたレガシーシステムのリプレイスやモダナイゼーションが挙げられます。しかし、既存システムに蓄積された膨大なデータを新しいシステムに移行する際、データの互換性や連携の複雑さが大きな障壁となります。HULFT10は、このような課題を解決するために開発されたファイル連携ミドルウェアであり、異なるシステム間でのデータ連携を容易にします。

Red Hat OpenShift対応のメリット

HULFT10がRed Hat OpenShiftに対応していることは、以下の点で大きなメリットをもたらします。

• 柔軟な環境構築: OpenShiftのコンテナ技術を活用することで、迅速かつ柔軟な環境構築が可能になります。
• 高い可用性と拡張性: OpenShiftの持つ高い可用性と拡張性を活かすことで、ビジネスの成長に合わせてシステムを拡張できます。
• DevOpsとの連携: OpenShiftのDevOpsツールとの連携により、開発から運用までの一連のプロセスを効率化できます。

HULFT10の主な機能

HULFT10は、ファイル連携に必要な機能を網羅しており、様々なデータ連携ニーズに対応可能です。

• 多様なファイル形式に対応: CSV、テキスト、XML、JSONなど、多様なファイル形式に対応しています。
• データ変換機能: 異なるシステム間でデータの形式や構造が異なる場合でも、柔軟なデータ変換機能で対応可能です。
• 高度なセキュリティ機能: データの暗号化やアクセス制御などの高度なセキュリティ機能を備えており、安全なデータ連携を実現します。
• 監視・管理機能: 連携状況をリアルタイムで監視し、問題発生時には迅速な対応を可能にする管理機能を提供します。

セゾンテクノロジーの展望

セゾンテクノロジーは、HULFT10の提供開始を通じて、企業のレガシーシステムモダナイゼーションを支援し、デジタル変革の加速に貢献していきます。今後も、お客様のニーズに応じた製品開発とサポート体制の強化に努めてまいります。

製品情報: HULFT10 for Container