千葉市に、NTT東日本グループのNTTe-Sportsが運営するeスポーツ学校「NTTe-Sports高等学院」が新設されました。これは、通信制高校の生徒をサポートする「通信制サポート校」としての役割も担う、画期的な取り組みです。

ゲームを起点に、デジタル人材を育成

4月に開校した同校には、第1期生として19名の生徒が入学しました。彼らは、高性能なゲーム機器に囲まれた環境で、eスポーツに情熱を注ぎながら、高校卒業資格の取得を目指します。カリキュラムは、eスポーツの知識・技術だけでなく、デジタル技術全般を幅広く習得できる構成となっています。

充実したカリキュラムで、未来を拓く

カリキュラム内容は大きく分けて以下の3つの柱で構成されています。

1. eスポーツ競技スキル：プロを目指すための高度な技術指導に加え、チームワークや戦略立案能力を養います。
2. デジタルコンテンツ制作：ゲーム開発、映像編集、Webデザインなど、デジタルコンテンツ制作に必要なスキルを習得します。
3. ビジネス・コミュニケーション：eスポーツ業界だけでなく、幅広い分野で活躍できるためのビジネススキルやコミュニケーション能力を磨きます。

これらのカリキュラムを通して、生徒たちは単なるゲームプレイヤーとしてだけでなく、ゲーム業界だけでなく、IT業界、クリエイティブ業界など、様々な分野で活躍できるデジタル人材へと成長することが期待されています。

NTTグループのバックアップ

NTTグループの豊富なリソースとノウハウを背景に、NTTe-Sports高等学院は、生徒たちに実践的なスキルと知識を提供し、将来の可能性を広げるための最適な環境を提供しています。卒業生の進路は、プロゲーマー、ゲーム開発者、Webデザイナー、ITエンジニアなど多岐にわたると予想されます。

eスポーツの可能性と未来

eスポーツは、世界中で急速に成長を続けているエンターテインメントであり、ビジネスチャンスも拡大しています。NTTe-Sports高等学院の設立は、eスポーツ業界の発展に貢献するだけでなく、日本のデジタル人材育成にも大きく貢献するものと期待されます。この新しい学校で、未来のデジタルクリエイターたちが育まれていくことでしょう。

千葉市に誕生したNTTe-Sports高等学院は、eスポーツとデジタル技術の融合という新たな挑戦の場であり、日本の未来を担う人材育成の拠点となることが期待されます。