タイ進出か!銀河娯楽集団、カジノ合法化進むタイに世界レベルの施設展開を視野
2025-03-05

日本経済新聞
タイのカジノ合法化に期待!銀河娯楽集団が世界レベルの施設展開を視野に検討を開始
マカオを代表するカジノ大手、銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント)が、タイへの進出を本格的に検討しているというニュースが飛び込んできました。タイ政府が推進するカジノ合法化の動きを受け、銀河娯楽集団は世界水準の施設をタイに展開する可能性を探っているのです。
銀河娯楽集団の呂耀東主席の発言
銀河娯楽集団の呂耀東(フランシス・ルイ)主席は、「当社には十分な資金力があり、タイをはじめ世界各地で大規模な施設を展開する力がある」と語っています。この発言は、タイ進出に対する強い意欲を示すものと言えるでしょう。
タイのカジノ合法化の背景
タイ政府がカジノ合法化を目指している背景には、観光産業の活性化と経済成長への期待があります。合法的なカジノの導入により、外国人観光客の誘致を促進し、雇用創出や税収増加に繋げたいと考えています。特に、インバウンド需要の回復は喫緊の課題であり、カジノは強力な集客ツールとして期待されています。
マカオの成功と中国政府の監視
銀河娯楽集団は、マカオにおいて中国本土からのカジノ客の需要を取り込み、ラスベガスを凌駕する世界最大のカジノ市場へと押し上げました。しかし、中国政府の監視という課題も存在します。中国政府は、カジノを通じたマネーロンダリングや不正資金の流れを警戒しており、規制強化の動きもみられます。
今後の展望
タイ進出を検討する銀河娯楽集団にとって、中国政府の動向を注視しつつ、タイ政府との緊密な連携が不可欠です。タイ市場の特性に合わせた魅力的なカジノ施設の開発や、治安対策の強化なども重要なポイントとなるでしょう。タイにおけるカジノ合法化は、東南アジアの観光・エンターテイメント業界に大きな変革をもたらす可能性を秘めています。
今後の銀河娯楽集団の動向、そしてタイのカジノ合法化の行方に、引き続き注目していきましょう。